「なんとなく気になる」「誰かに背中を押してもらいたい」
そんなとき、そっと手を差し伸べてくれるのが“占い”の世界。
今回は、日本で活躍している著名な占い師の中から、特に多くの人に影響を与えてきた10人をご紹介します。
初心者にもわかりやすく、その占い師さんの特徴や魅力、実績をやさしく解説します。
1.細木数子(ほそき・かずこ)|“六星占術”のカリスマ

「地獄に落ちるわよ!」という強烈な言葉とともに一世を風靡した細木数子さんは、日本の占いブームの火付け役とも言える存在です。彼女の占術は「六星占術」と呼ばれ、中国の陰陽五行説をベースにした独自の運命学です。テレビ番組『ズバリ言うわよ!』では、芸能人に対して歯に衣着せぬ物言いでアドバイスを行い、大きな話題となりました。その的中率や迫力ある語り口に惹かれ、占いに馴染みのない人々からも注目を集めました。2000年代には著書も大ヒットし、年末年始の「運勢本」の代名詞となりました。現在はご本人は他界されましたが、その六星占術は娘の細木かおりさんに引き継がれ、今も多くの人に支持されています。
六星占術占いサイト 細木数子(ほそき かずこ) 細木かおり …
2.星ひとみ|“天星術”で一躍有名に
天星術の創始者として広く知られる星ひとみさんは、芸能界や政財界にも多くのファンを持つ人気占い師です。彼女の占術「天星術」は、東洋占星術・統計学・心理学・姓名判断・統計データを融合させた独自のメソッドで、個々の性格や運命、相性までを詳細に読み解くことで評判です。テレビ番組『突然ですが占ってもいいですか?』での的確な鑑定ぶりと、優しく親しみやすい人柄で、一躍お茶の間の人気者になりました。相手の過去を言い当てる「的中力」がすごいと話題になり、「怖いほど当たる」と評されることも多いです。芸能人の恋愛や結婚、転機なども次々と的中させ、その実績から「今もっとも注目される占い師」の一人として地位を確立しています。また、彼女の発信する運勢カレンダーやLINE占いも人気を集め、若年層から中高年まで幅広い層に支持されています。
3.鏡リュウジ|心理占星術の第一人者

心理占星術の第一人者として日本の占い界に革新をもたらした鏡リュウジさんは、西洋占星術をベースに、深層心理や人間の内面に光を当てる「心の占い」を得意としています。大学で心理学を学びながら占星術にも精通し、その両者を融合させたアプローチが多くの人の共感を呼びました。彼の言葉は柔らかく、誰かを一方的に決めつけたり否定したりするのではなく、「あなたはこういう面があるから、こうすると生きやすくなるかもしれない」と寄り添う姿勢が印象的です。

書籍や雑誌の連載に加え、テレビ・ラジオへの出演も多く、特に若者や女性層から高い支持を集めています。占星術の理論をわかりやすく伝える解説力にも定評があり、「難しそうな占星術が、鏡さんの本だとすっと頭に入る」と感じる読者も多いです。また、イギリスの占星術団体にも所属し、国際的にも活動している点からも、学術的・実践的な深さを兼ね備えた稀有な存在と言えるでしょう。
鏡リュウジ先生の公式サイトでは無料でホロスコープを作成できるコンテンツがあります。
生年月日、生まれた時間、場所などを入力しますが、作っても、初心者には何がなんだかわかりません。書籍やスクールへのお誘いがあり、興味が湧いてしまいます。

4.しいたけ.|色と言葉で癒す占い師

占い界に彗星のごとく現れ、SNS世代を中心に圧倒的な人気を誇る「しいたけ.」さん。名前のインパクトもさることながら、彼の特徴は「色」で運勢を表現するユニークなスタイルと、心理描写の鋭さにあります。西洋占星術をベースにした占いですが、従来の星座占いとは一線を画し、読む人の心にすっと入ってくる「やさしく、あたたかい言葉」が大きな魅力です。
特に、彼の代表的コンテンツである「VOGUE GIRL」での12星座別週報は多くの読者にとって“毎週の楽しみ”になっており、「読んで泣いた」「心が軽くなった」といった反響が多く寄せられています。また、言葉選びがとても繊細で、まるでカウンセラーのように読者の気持ちをそっと受け止めてくれるところが、他の占い師にはない大きな個性です。
「VOGUE GIRL」が2023年6月をもってサイトがクローズとなりましたが、占いを必要とする時期になると各雑誌で特集が組まれますし、MOOKも販売され、活躍の場を更にひろげています。
実は公には顔を出しておらず、プロフィールや本名も明かされていない「謎めいた存在」ですが、そのことが逆に“言葉そのもの”に注目を集める要因にもなっています。著書も多く出版されており、どれもベストセラーになるほどの人気ぶり。占いに詳しくない人でも「しいたけ.さんの言葉なら読んでみたい」と感じさせる、まさに現代型の“癒し系占い師”と言えるでしょう。
5.ゲッターズ飯田|マスクの下に膨大なデータ
「芸能界最強の占い師」として名を馳せるゲッターズ飯田さん。赤いマスクにスーツ姿という独特なビジュアルと軽妙な語り口で、テレビやラジオでもおなじみの人気占い師です。もともとはお笑い芸人として活動していた経験もあり、明るくユーモアのある人柄が幅広い層から支持されています。
彼の占いは、「五星三心占い」という独自の理論を用いたもので、四柱推命、九星気学、手相、西洋占星術など多岐にわたる占術を研究した上で生み出されたもの。生年月日と生まれた時間から、人を60タイプに分類し、それぞれに合わせた運気の流れや性格傾向を詳しく読み解いていくスタイルです。的確かつ親しみやすいアドバイスが特徴で、「当たる!」との評判が口コミでも広がっています。
毎年出版される運勢本は、累計1000万部以上を売り上げる大ベストセラー。特に年末年始には書店で彼の書籍を探す人が後を絶たず、「ゲッターズ飯田の運勢本は新年の風物詩」とも言われるほどです。また、YouTubeやアプリなどオンラインでも積極的に活動しており、若い世代からも絶大な支持を受けています。来年2026年まで、トークライブの予定が入っており全国各地を回られるようですね。
占いだけでなく、「人間関係の捉え方」や「自分の人生との向き合い方」にも光を当ててくれるメッセージ性の強さが、ゲッターズ飯田さんの人気の理由。笑顔で背中を押してくれるような、ポジティブな占いスタイルが多くの人の心をつかんで離しません。
6.水晶玉子|秘密めいた的中率の高さ
神秘的な名前とともに「占い界のカリスマ」と称される水晶玉子さんは、東洋占術と西洋占術を融合させた独自の占いスタイルで、多くのファンを持つ実力派占術家です。一般的なメディア露出は少なく、その素顔もほとんど公表していないミステリアスな存在ながら、毎年発売される占い本は軒並みベストセラーとなり、女性誌やテレビで取り上げられるたびに話題を呼んでいます。
代表的な占術は「オリエンタル占星術」や「運景(うんけい)カレンダー」など。なかでも「オリエンタル占星術」は、四柱推命や陰陽五行といった東洋の伝統的な占術に、西洋のホロスコープ要素を加味した非常に緻密で精度の高い占いとして知られています。生年月日だけでなく、生まれた時間や環境なども加味することで、その人の本質や人生の流れ、対人関係、恋愛、仕事運などを立体的に読み解いていきます。
テレビ番組『ダウンタウンDX』などでゲッターズ飯田さんが「唯一尊敬する占い師」として名前を挙げたことでも大きな注目を集めました。業界内でも一目置かれる存在でありながら、読者や視聴者に寄り添うような言葉選びやメッセージが多くの人の心に響いています。
毎年発行される「開運本」は、開運日や注意すべき月などが細かく書かれており、ビジネスや恋愛に役立つヒントが満載。読者の「お守り本」として長年親しまれています。占い初心者でも理解しやすい内容ながら、本格派も納得の情報量が魅力です。
7.島田秀平|手相芸人からプロの占い師へ

「手相芸人」として知られる島田秀平さんは、芸人としての明るさと、親しみやすい語り口で占いの世界を広めた人気占い師です。元はお笑いコンビ「号泣」のツッコミ担当として活動していましたが、手相占いに興味を持ったことをきっかけに、芸能界の枠を超えて本格的に占い師としての道を歩み始めました。
彼の手相術は、単に線を読むだけではなく、わかりやすいネーミングとエンタメ性を取り入れたのが特徴。「エロ線」「モテ線」「KY線」など、ユニークな名称をつけることで、多くの若者や占い初心者にも手相の面白さを伝えてきました。その斬新なスタイルと分析力で、多くのテレビ番組やイベントに出演し、手相のブームを起こした立役者のひとりです。
一方で、軽快なトークに隠された観察力と分析力は本物。実際に多くの芸能人の手相を見てきた経験から、人の性格や運勢を的確に読み解き、驚きの的中率を誇ると評されています。占いはもちろん、怪談や都市伝説の語り手としても定評があり、そのスピリチュアルな語り口には熱狂的なファンも多数。
近年はYouTubeチャンネルでも活動を展開し、手相の解説だけでなく、開運グッズの紹介や開運法の提案など、多角的に開運をサポートしています。誰にでもわかりやすく、楽しく、そしてちょっとドキッとするような切り口が、占いに対するハードルを下げてくれる存在です。
8.木下レオン|“帝王占術”のカリスマ
「強運の持ち主」とも呼ばれ、独自の占術と圧倒的な的中率で多くのファンを魅了する占い師、木下レオンさん。福岡県出身で、元々は飲食業の経営者という異色の経歴を持ちますが、祖母・母と続く占い師家系に育ち、スピリチュアルな才能を自然と受け継ぎました。占いは趣味の延長からスタートしましたが、その驚異的な的中ぶりが話題となり、やがて芸能界や政財界からも信頼されるプロの占い師として活動を開始しました。
彼の占術は「帝王占術」と呼ばれるオリジナルメソッドで、四柱推命・九星気学・姓名判断・風水など、さまざまな東洋占術を融合させたものです。特に「帝王日」を活用した開運アドバイスや、人生の流れを読み解くタイミング診断は、多くの相談者の人生を好転させてきたと評判です。明快かつ的を射た言葉でアドバイスをくれる姿勢が、多くの人に勇気を与えています。
木下レオンさんが広く知られるきっかけとなったのは、テレビ番組「突然ですが占ってもいいですか?」への出演です。番組内で披露された正確な鑑定と説得力のあるアドバイスは視聴者を驚かせ、一気に全国区の人気占い師となりました。芸能人の過去や悩みをズバリと言い当てる姿が印象的で、「この人に占ってほしい!」という声が続出しました。
現在はYouTubeチャンネルや書籍、イベント出演を通じて、さらに多くの人々に「運を味方につける方法」を伝え続けています。「運命は変えられる」という信念のもと、前向きで実践的な開運法を教えてくれる、まさに“人生の指南役”と呼べる存在です。
9.石井ゆかり|悩む心に寄り添う、12星座のストーリーテラー
石井ゆかりさんは、繊細で詩的な言葉づかいと深い洞察力が特徴の占星術師で、特に女性から圧倒的な支持を集めています。占いの世界では珍しく、文学的な表現で星の動きを解説するスタイルで知られ、読むだけで心が癒されると多くの人が共感しています。特定のメディア露出は少ないながらも、彼女の書く文章は口コミで広がり、占いにあまり関心のない人にも“言葉の力”で届いています。
彼女の代表作といえば、毎週更新される「週報」や、12星座別の年間占い。星の配置をもとに、その時期に訪れる気持ちの変化やテーマをやさしく紐解いてくれる内容で、「当たる」「心に響く」と高い評価を得ています。また、書籍も多数出版しており、『12星座シリーズ』などは長年ベストセラーとして親しまれています。
石井ゆかりさんの魅力は、占い結果に一喜一憂するのではなく、「今の自分を受け止めて、どう歩んでいくか」を星の動きと共に考える視点を与えてくれる点です。前向きで自己受容を促す彼女の言葉は、人生に迷う時や疲れた時に、そっと寄り添ってくれる灯のような存在。現代において“癒しの星読み”を届ける、稀有な書き手であり占い師です。

10.アポロン山崎|笑いと運命が交差する、エンタメ系占いの旗手
アポロン山崎さんは、芸人としての明るいキャラクターと占い師としての真摯な姿勢を併せ持つ、“笑って元気になれる”占い芸人として大人気です。吉本興業所属でありながら、本格的な占術の知識を持ち、年間1万人以上を鑑定するという実績の持ち主。タロット、手相、姓名判断、四柱推命など、複数の占術を自在に使いこなすスキルは、占い業界でも注目されています。
「楽しく、わかりやすく、でも的確に」というスタイルで、テレビやイベント、YouTubeなど幅広いメディアで活躍。彼の占いは、堅苦しさがなく、まるで友達とおしゃべりしているような親しみやすさがあり、リピーターも多いです。実際に占ってもらった人からは「ズバリ当たった」「前向きになれた」との声が多く、芸人ならではの明るさと気遣いで、どんな人の相談にも真摯に向き合う姿勢が好評です。
「突然ですが占ってもいいですか?」などの人気番組にも出演し、タレントや芸能人の意外な一面を見抜く鑑定で話題を集めました。また、書籍も出版しており、彼の経験と人柄がにじみ出る文章は、読む人を勇気づける内容となっています。
“笑いと占い”を融合させたアポロン山崎さんのスタイルは、「占いってちょっと怪しい…」という人にも安心感を与え、占いをもっと身近に感じさせてくれる存在です。
まとめ|占い師それぞれに“導く力”がある
いかがでしたか?
ひと口に占い師といっても、その人が持つスタイルや占術、語り口は千差万別。
大切なのは「自分にしっくりくる人を見つけること」。
このブログでは今後も、占い師さんや占術の魅力を初心者向けにわかりやすく発信していきます。
あなたの人生が少しでも前向きに進めますように。
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